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2008年 10月 03日
知り合いが、書と写真の二人展をするというので東京の国立市に行って来ました。
国立市の駅には初めて降り立ちました。 整備されたとてもいい感じの街でした。「いい所だわ。」とか思いながら歩いていたらすっかり 道に迷ってしまったのです。 左手にはしっかり地図入りの案内状のハガキを持っていたのですが・・・ なにしろ方向音痴で地図を見るのが苦手なんです。 仕方なく誰かに道を聞くことにしました。ちょうど横断歩道があってこちらに渡って来る女の人がいたので、その人に聞くことにしました。 私の側に来た時に「すみません」と声をかけました。気がつかないようです。「すみません」「すみません」と3回くらい言いましたが駄目でした。聞こえなかったのか、今の世知辛い世の中 知らない人には関わりたくないと思って無視をしたのか、そのまま行ってしまいました。 困った、と思っていると一人の青年が現れたのです。私が立っていた所は、ファーストフードのお店の前だったようで、どうやらその中から飛び出して来てくれたようです。その青年の左手にはサンドイッチがにぎられていました。 「道に迷われたんですか?」 と聞かれ、「ここに行きたいんですが。」とハガキを見せると、「あそこに見える〇〇を曲がって・・・」と親切丁寧に教えてくれたのです。 お礼を言うと「気をつけて」と言ってくれました。私の心の中は感激でいっぱいでした。 捨てる神あれば拾う神あり(ちょっとオーバー?)でもそんな気持ちでした。 無事ギャラりーに着いて、作品を楽しく鑑賞することができました。 私も困った人がいたら手を差し伸べられる人になりたいと思いました。
by ohisama_no_ie
| 2008-10-03 22:02
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